Illustrator CS6 の問題点と対処法

毎年買い替えが義務になってしまったので、嫌々 Illustrator CS4 から CS6 に買い替えたのですが、Illustrator CS6 のバグ・不具合の多さには腹立たしさと不満でいっぱいです。 毎年買い替えろってんなら、毎年しっかりしたものを作っていただきたい!! 泡沫イラストレーターには安い買物じゃないんだよ! まぁ、そうは言っても使っていかなきゃいけないので、遭遇した Illustrator CS6 の短所をまとめておきます。

オブジェクトをレーヤーパレットからドラッグで移動できない

各レイヤーの右側に現れる丸をドラッグしたら、オブジェクトをレーヤー間で移動できるはずです。 結構な頻度で Illustrator CS6 で出来ませんでした。 どうやら以前のバージョンのデータを Illustrator CS6 で開くとダメなようです。 Illustrator CS6 で新規ファイルを作って、そこに以前のデータをコピペするとレイヤー間移動が出来るようになりました。 使うデータを全部これをやらなきゃならないと思うと、めまいがしそうです。

ドキュメントの切り替えショートカットが変更(改悪)

MacBook なんかで作業してると、スペースが限られるのでドキュメント切り替えは頻繁にします。 ドキュメント切り替えできるショートカットは結構使います。 CS5 まで 「command + `」 だったショートカットが、CS6 から「command + F6 」に変更されました。 片手に扱いにくいショートカットになって、明らかな改悪です。 ただ、ショートカットをカスタマイズ出来るので良かったです。 編集 > キーボードショートカット… > メニューコマンド > その他 > 次のドキュメントに移動 から変更することが出来ます。

MacBook Air でツールを1列表示にすると画面からはみ出る

画面の狭い MacBook Air で作業していると、少しでもスペースを確保するためにツールは1列表示していました。 CS6 でツールを1列表示してみると下の方が少しはみ出して表示されなくなります。 実用上はそんなに問題ないのかもしれませんが、腹立ちますよねぇ。 Pixelmator のようにツールをカスタマイズ出来るようにしてくれませんかねぇ、Adobe さん。

現在進行形で困っていること

カラースウォッチが固定されない

昔から使っている色表示用のスウォッチが固定されなくなってしまった。 CS6で新規に作り直してもダメだった。 何が原因なのだろうか?

10倍ラクするIllustrator仕事術 ~ベテランほど知らずに損している効率化の新常識
鷹野 雅弘 秋葉 秀樹 杏珠 尾花 暁
技術評論社
売り上げランキング: 1657
スポンサーリンク
レクタングル大
レクタングル大

コメント

  1. 花岡 佑平 より:

    私も渋々、CS4 から CS6 に買い換えた口です。

    「カラースウォッチが固定されない」件で困っていたので、このページにたどり着きました。

    (googleで『cs6 スウォッチ 固定』と検索しました。)

    そして、こちらのページ内容を拝見して
    解決方法が無いものだと知りました…。

    とっても悔しいですね。

    私はWindowsでAIを使っています。

    • hide より:

      色々といじっているうちに、いつの間にか固定されていました。
      法則が分からないのでお伝えできないのですが、固定出来ないことはないようです。
      そういえば、グルーピングしてスウォッチを保存し直したのでそれかもしれません。
      Illustrator8から使っている古いデータなので、ダメだったのでしょうか……。

      はっきりしない返信ですみません。

  2. 番場 芳一 より:

    イラストレータのcs6バージョンで仕事をしていますが、線を選択し、1Pより細くしようとしてもまた1Pに戻ります。どこが原因なんでしょうか。

    • hide より:

      僕の環境では発生しないので、分かりません。
      「Illustrator 線幅 戻る」と検索してみると、同じような症状の人もいるみたいですね。
      もし原因がわかりましたら、今後のために教えていただければ幸いです。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。